Adobe Illustratorを使い始めると最初につまずきやすいのが「アートボードって何?」という疑問です。
アートボードはIllustratorでデザインを作る際のキャンバスであり、複数サイズのデザインを同時に管理できる便利な機能です。
今回はIllustrator初心者向けに、アートボードの基本と、複数サイズを作る時に便利な使い方をわかりやすく解説します。
1. アートボードとは?
アートボードとは、Illustratorで作業するための**「キャンバス」**のようなものです。
名刺、Instagram用バナー、A4チラシなど、用途に合わせてサイズを設定し、その中でデザインを作っていきます。
2. アートボードの基本操作
新規作成時のアートボード設定
Illustrator起動後に「新規作成」を選ぶと、サイズを指定してアートボードを作成できます。
プリセットには、
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A4、A3などの印刷サイズ
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Web用のサイズ(1920×1080など)
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SNS用(1080×1080など)
が用意されており、用途に合わせて選べます。
アートボードのサイズ変更
作成後でもサイズ変更可能です。
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左ツールバーの【アートボードツール(Shift+O)】を選択
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アートボードの枠をドラッグしてサイズ変更
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上部バーで数値入力してピクセル単位で設定も可能
複数アートボードの作成
複数のデザインを同時進行したい場合は、
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アートボードツールを選択
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上部バーの「新規アートボード」アイコンをクリック
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クリックで追加配置、コピーして同じサイズのものも作れる
これで、名刺・バナー・チラシなど異なるサイズを1つのファイルで管理可能になります。
3. 複数サイズ作成時の便利技
① 一括書き出しができる
複数アートボードを使うと、SNS用画像を複数枚一度に書き出すことができます。
書き出し方法
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「ファイル」→「書き出し」→「書き出し形式」
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PNGやJPEGを選択
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「すべてのアートボードを書き出し」にチェック
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アートボードごとにファイルが自動で分かれて書き出される
② アートボードの並べ替え・管理
複数アートボードを使っていると整理が大切です。
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アートボードツール(Shift+O)でドラッグし位置を変更
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上部バーで名前変更すると管理しやすくなる
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サイズ違いでも同じファイル内で比較しながら調整可能
③ SNS投稿画像をまとめて作れる
例:
・Instagram投稿(1080×1080)
・ストーリーズ(1080×1920)
・X(旧Twitter)用(1600×900)
などを同時に用意し、デザインをコピペ・サイズ微調整するだけで複数サイズ対応が効率化します。
4. アートボード活用で作業効率がアップする理由
✅ 複数案件を同時に管理できる
✅ サイズ違いの画像をまとめて準備可能
✅ SNS投稿の作業が圧倒的に時短できる
✅ 一括書き出しで手間が減る
アートボードの使い方を覚えるだけで、Illustratorでのデザイン制作がスムーズになり、デザインのクオリティを保ったまま作業時間を短縮できます。
5. まとめ
アートボードはIllustratorの「作業キャンバス」であり、サイズ変更・複数管理・一括書き出しが可能な便利機能です。
特にSNS投稿やバナー制作を効率化したい方は、アートボードを活用するだけで作業効率が格段にアップします。
まずは1つのサイズで練習し、その後複数サイズ・一括書き出しに挑戦してみてくださいね。
次回は「配色で迷わない!イラレでおしゃれ配色を作る簡単ステップ」についてわかりやすく解説予定です。
引き続きミンクデザインJPで一緒にデザインスキルを磨いていきましょう!

